ニキビ予防にピーリングを検討している人もいらっしゃると思います。
皮膚科でも、ニキビ予防やニキビ跡を綺麗にするためにピーリングが行われていたりしますからねぇ。
だったら、「自分でもやってみよう」と思うのも当然ですよね。
ただ、自分でピーリングをやる場合には、注意事項もありますので、そのあたりの解説をしたいと思います。
もくじ(見たい項目をタップで見られます♪)
ニキビの原因とピーリングの関係性
まず、そもそもなぜニキビができるのか?
というと、
・毛穴がふさがる
↓↓↓
・皮脂が毛穴にたまる
↓↓↓
・アクネ菌が増殖する
という流れで(おおまかな流れですけど)ニキビができます。
ですから、
汚れや古い角質層で、毛穴がふさがってしまっているのを、ピーリングで溶かしてしまおう。
そうすれば、毛穴が詰まることもなく、ニキビができることもない!
ということでピーリングをするわけですね。
ピーリングしまくれば、それだけ早く綺麗な肌が出てくるのか?
「ピーリングすると、古い角質がはがれる。
だから、ピーリングしまくれば、それだけ早く綺麗な肌が出てくるだろ!
よーし、ピーリングしまくったれー!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
さすがに、むやみにピーリングしまくるのはやめておいた方がいいです。
肌細胞だって、新しいものができるのに時間がかかります。
傷口だって、カサブタになって、綺麗な肌に戻るまで時間がかかりますよね?
あれと一緒で、肌ができるのにも時間がかかるわけです。
ガンガンにピーリングしまくれば、それだけ綺麗な肌が早くできあがるというものではありません。
ピーリングを過度にやりすぎてしまうと、ガサガサした肌になってしまいますので、注意が必要ですよ!
ピーリングは週に1回程度にしておく
上にも書きました通り、ピーリングをやりすぎると、肌がガサガサして、触るとボロボロな肌になってしまいます。
ピーリングは週に1回程度にしておきましょう。
週に1回。多くても2回くらいにしておいた方がいいです。
週に1回ほどピーリングするだけでも、毛穴がつまりにくくなるので、ニキビができにくくなり大変お勧めです。
ピーリングを週に1、2回定期的に行い、肌の新陳代謝を高めターンオーバーを正常化させることも、ニキビ予防につながります。
ピーリング後の美白系パックがおすすめ
ピーリングした後は、古い角質などが落ちている状態なので、美容成分も染みこみやすくなっています。
ですので、「ニキビ痕も気になってる!」という方は、ピーリングした後に美白系のケアをするといいですよ。
ニキビ痕には、ビタミンCやハイドロキノンが有効な成分です。
ピーリング後は、紫外線対策と保湿もしっかりと
ピーリング後は、紫外線に弱くなりますので、紫外線対策をしっかりとおこないましょう。
それに加えて、ピーリングした後は保湿も必要です。
ピーリング後は、一時的に皮膚が薄くなり乾燥しやすくなっています。
また、肌は乾燥すると皮脂が分泌されやすくなってしまいますし、毛穴出口の角質が厚くなり、毛穴がつまる原因ともなります。
そうならない為にも、保湿成分の入った化粧水や美容液でしっかりと保湿をおこないましょう。
しっかり保湿することで、できてしまったニキビ対策にもなりますし、ニキビ予防にもつながります。
どういうピーリング剤がおすすめなの?
ピーリングには、AHA(フルーツ酸)が使われるのが一般的です。
AHAには、リンゴ酸、グリコール酸、乳酸、クエン酸などがあります。
中でもおすすめなのは、グリコール酸ですね。
なぜ、グリコール酸がおすすめなの?
なぜグリコール酸がおすすめなのかというと、AHA成分の中でも、分子量が小さいので、浸透力がより優れているからです。
皮膚科などでの医療でも、グリコール酸がピーリングに使われることが多いですよ。