黄ニキビって、本当に嫌な存在ですよね。
黄ニキビというのは、ニキビの中でも一番よくない状態です。
黄ニキビは、大きくなってしまうと、ニキビ跡にも残りやすくなってしまいます。
とにかく慎重に対処しなければなりません!!
場合によっては、黄ニキビが治ったあと深い凹んだ跡になってしまう可能性もあります。
深い凹みになるのは、絶対に嫌ですよね。
肌の凹みを治すのは難易度が高いので、とにかく黄ニキビはしっかりと対策する必要がありますよ!
黄ニキビ対策のポイントと、洗顔料・化粧水の選び方
黄ニキビは、ニキビが腫れて、さらに膿(うみ)まで発生してしまっている状態です。
つまり、毛穴は非常事態で、とても敏感になっている状態です。
過度な刺激は避けるべきです。
■黄ニキビ対処のポイント
1:手で触らないようにする
2:潰したくなっても絶対に潰さない
3:刺激になる洗顔料・化粧水は避ける
1:手で触らないようにする
まず、手で触ると、さらに雑菌が毛穴に入り込んでしまう恐れがあります。
そうなると、余計に悪化させてしまうことがあるので、手で触らないようにします。
2:潰したくなっても絶対に潰さない
また、黄ニキビを潰してしまうと、毛穴の中が広がった状態で、真皮のダメージを修復するためのコラーゲンが大量生成されてしまいます。
結果、穴が広がったまま凝固(固まる)してしまい、クレーターなどの凹んだニキビ跡になってしまうのです。
3:刺激になる洗顔料・化粧水は避ける
黄ニキビの刺激になる洗顔料は、スクラブ入りの洗顔料です。
スクラブはゴツゴツしていて黄ニキビには刺激が強すぎますし、黄ニキビの頭の方を破裂させてしまう可能性もあるので、使用を避けるのが無難です。
化粧水に関しては、注意したいのが、サリチル酸です。
サリチル酸には、殺菌作用があります。
ここで、
「黄ニキビができているということは、菌が繁殖しているんだから、殺菌効果があった方がいいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが・・・
実は、サリチル酸には、ピーリング効果もあるため、黄ニキビには刺激が強すぎます。
黄ニキビは膿んでいるだけではなく、炎症も発生している状態です。
炎症しているということは、ニキビが腫れているということです。
普通、腫れた状態の場所にピーリング効果があるものを塗りますか?
普通塗らないですよね(笑)
ピーリングって、肌を溶かしている(とかしている)わけですから。
というわけで、黄ニキビがあるときの化粧水としては、サリチル酸配合のものでないものがおすすめです。
では、どういうのがいいのか?というと、
グリチルレチン酸ジカリウムを配合した化粧水がいいです。
グリチルレチン酸ジカリウムは、生薬の甘草(カンゾウ)からとれる成分で、炎症にすぐれた効果があります。
黄ニキビを悪化させないためにも、グリチルレチン酸ジカリウムの抗炎症効果で、早めに炎症を沈めてしまうのがおすすめです。
黄ニキビができやすい、でかい黄ニキビができるような場合は
「小さい黄ニキビがたまにできる」くらいだったら、ニキビケア製品で対処するのでも問題はないと思います。
しかし、あなたが
- 黄ニキビがたくさん出来る・できやすい
- 黄ニキビができると大きい・でかい
という場合は、ニキビケア製品にだけに頼って治そうとするのは、どうなのかな?とも思いますね。
もちろん、自分の肌に合ったニキビケア製品に出会えたことで、ニキビができにくくなる人もいるのですが、
大きな黄ニキビができやすい人というのは、重度にニキビできやすい人という可能性もあります。
黄ニキビだけでなく、大きな赤ニキビがたくさん頬(ほほ)にできてしまっているなら、重度なニキビの症状と言えます。
そういう方は、ニキビ治療を本格的にやっている皮膚科やクリニックに相談してみるのも検討してみてください。