頭にニキビができると、美容院に行くときに恥ずかしい気がしたり。
髪を染めたくても、頭皮が痛くなるので染めることができなかったりと、色々と困りますよね。
それで、頭にニキビができると、大きくて痛いことが多いですよね?
なぜ頭のニキビは大きくて痛くなるのか?
というと、頭皮と顔を比べる、頭皮の方が毛穴が大きく、皮脂分泌量も多いからです。
よく、テレビなどで髪の毛の毛穴をファイバースコープ・カメラで、超拡大して見るシーンがあったりしますよね?
ああいうのを見ると、頭皮の毛穴にはすごい量の皮脂があることがわかると思います。
頭皮は顔よりも毛穴が大きく、顔の約2倍の皮脂量がありますので、アクネ菌もそれだけ多く繁殖しやすいわけです。
アクネ菌が繁殖しやすければ、当然、ニキビも大きくなりやすいです。
大きく腫れたニキビは、神経を刺激して痛くなりやすいです。
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頭ニキビができる原因
頭の毛穴は皮脂量が多い
最初の方にも書きましたが、頭にニキビができる大きな要因は、頭の毛穴の皮脂量が多いということ。
顔にニキビができやすくて困っている人も多いですが、頭の毛穴は、顔のさらに2倍ほどの皮脂量があるわけで、頭にニキビができてしまうのも無理はないですよね。
仕事でヘルメットや防止をかぶっている人は、ニキビができやすいことも
お仕事などで普段ヘルメットや防止などをかぶっていることが多くて、頭ニキビができやすくなってしまうこともあります。
なぜヘルメットや防止をかぶっていることが多いと、頭にニキビができやすくなるのでしょう?
それは、皮膚というのは、刺激や負荷を多く受けるほど皮脂が分泌されやすいからです。
つまり、ヘルメットや防止で頭皮が圧迫され負荷を受けていると、それだけ頭の毛穴から皮脂が出やすくなってしまいます。
皮脂が出やすくなれば、当然ニキビもできやすくなってしまいます。
ヘルメットや防止をかぶるっていることが多くて頭ニキビに悩んでいる場合は、このような原因が関係しているわけです。
また、頭に何かかぶっていると、厚かったり蒸れたりして、汗をかくことがありますよね。
汗には、尿素や塩分が含まれているので、それらが刺激となってニキビができてしまうケースもあるようです。
頭を洗った後にちゃんと乾かしていない人は、ニキビができやすい?
美容師の人に伺った話によると
「頭を洗った後に、きちんと乾かしていない人は、頭にニキビができていることが多い」
とのことです。
頭を乾かさないと雑菌が繁殖しやすくなるので、これがニキビの原因になっていると考えられます。
シャンプーで皮脂を取り除きすぎて、逆にニキビの原因に・・・
「皮脂がアクネ菌の餌(えさ)になりニキビができるのね。
だったら、ガシガシと頭を洗って、毛穴の皮脂を徹底的に取り除いてしまえば、頭にニキビができなくなるのでは?
よーし、洗浄能力の高いシャンプーでを使おう!」
なんてこと、考えたことはありませんか?
実は、ここに落とし穴があるんです!
え?落とし穴?
それは何なのか?というと、
皮脂を取り除きすぎてしまうと、今度は逆に皮脂の過剰分泌につながってしまうんです!
皮脂というのは、体に必要だから出ているものです。
皮脂には、肌の水分の蒸発を防いだりといった、肌を守る働きがあります。
ですので、皮脂をただ取り除くだけでは、逆に皮脂の過剰分泌を招いてしまい、ニキビの発生につながってしまうわけです。
頭のニキビができるのをどう予防したらいい?
頭を乾かしていないなら、しっかりと乾かすようにする
頭を洗ったあとに乾かしていないと、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。
ですので、シャンプーした後に髪を乾かしていないようでしたら、ドライヤーで乾かすようにしましょう。
シャンプーのあとは保湿して、皮脂が過剰分泌されないようにする
毛穴に古い角質や汚れなどが入り込むと、毛穴が詰まってニキビの原因となります。
毛穴が詰まるのを防ぐためにも、頭を洗わないわけにはいきません。
シャンプーすると、皮脂がある程度取り除かれますので、シャンプーで頭を洗ったら、すぐに頭皮を保湿してあげることが有効です。
きっちりしっかりと頭皮を保湿してあげることで、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
頭皮は、顔とは違う環境ですから、頭皮には、頭皮専用のニキビケア商品を使用する事をおすすめします。
ちなみに、身体の中で、皮脂を出す皮脂腺が一番多いのは頭部です。
皮脂には、皮脂の脂肪酸が細菌の感染を防いだり、角質から水分が必要以上に蒸発してしまうのを防ぐといった役割があります。
頭は人間の司令塔である”脳”がある部分ですから、髪の毛で覆われて守られており、さらに皮脂の分泌も盛んで、とにかく厳重に守られているわけですね。