【真実】ニキビ跡のクレーターは美容液では治らない!治す方法は?

真皮層まで達してしまったニキビ跡のクレーター

ニキビ跡のクレーター(凸凹)が気になって、治したいけど、全然治らなくて困っていませんか?

ここでは、

 ニキビ跡のクレーターが全然治らない理由

 ニキビ跡のクレーターを治す本当の方法

について解説していきます。
 

自然治癒で治るニキビ跡のクレーターはごく浅い凹みだけ

まず、ニキビ跡のクレーターが自然治癒で治るのか?

という話ですが、治るかどうかは、「クレーターの深さ」によります。
 

肌の構造を見てみると、外側から

表皮(ひょうひ)
↓↓↓
真皮(しんぴ)
↓↓↓
皮下組織(ひかそしき)

となっています(下図)。

表皮層と真皮層
 

表皮というのは、ターンオーバーと呼ばれる、肌細胞の入れ替わりが頻繁におこなわれる部分です。

下の図のように、凹みが表皮層より下に達していなければ、自然治癒力で治る可能性もあります。

真皮層にまでは達していないニキビ跡の凹み
 

一方、次の図のように、真皮層にまで到達しているクレーターだと、自然治癒で治すのは、かなり難しいです。

真皮層まで達してしまったニキビ跡のクレーター
 

表皮までの深さのクレーターであれば治りやすい

ニキビ跡のクレーターは治る?

肌にはターンオーバー(肌の表面の入れ替わり)があることは、あなたもご存知だと思います。

このターンオーバーは、肌の表皮の部分で起こります。

表皮の部分は、ターンオーバーで細胞の入れ替わりが活発ですから、表皮の部分までのごく浅い凹みなら、自然治癒でも治る可能性は高いです。
 

しかし!
 

表皮の部分は、0.2ミリ程度の薄さしかないんです。
 

表皮層と真皮層
 

0.2ミリってかなり薄いですよね?
 

では、あなたのクレーターの深さはどうでしょう?

0.2ミリよりも浅いですか?深いですか?
 
 

恐らく、計るまでもなく、0.2ミリ以上の深さがあるのではないでしょうか?
 

ニキビ跡のクレーターで悩んでいる場合、たいてい0.2ミリ以上の深さがあると思われます。
 

0.2ミリ以上の深さがあるということは、真皮層にまで達している可能性が高いということです。

真皮層にまで達しているクレーターは、簡単には治せません。
 

真皮は、あまり細胞の入れ替わりが起こらない

肌の表皮の下には、真皮があるのですが、真皮は表皮のように活発に細胞が入れ替わるわけではありません。

真皮における細胞分裂は乏しいのです。

ですから、真皮にまで達してしまったニキビ跡のクレーター(凹み)は、自然治癒ではなかなか治らないのです。
 

ニキビ跡のデコボコが改善するという化粧水とか使ってもダメなの?

美容液ではニキビ跡のクレーターは治らないの?

ニキビケア製品の中には、

『ニキビのあとの凸凹に!』

などといった表現で、

「ニキビ跡のクレーターに効果があるのかな?」

と思わせる製品もありますよね?
 

「そういう製品を使えば、ニキビ跡のクレーターも治せるんじゃないの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、深いクレーターは、化粧水や美容液で治すのは、かなり困難です。 
 

そういう製品の説明をよ~く見てみると、

※汚れや古い角質による凸凹

と注意書きが、小さく書いてあったりします(笑)

(※製品によりますので、全部の製品がそうだというわけではありません。)
 

つまり、ニキビの跡で深く凹んでしまったクレーターが改善すると言っているわけではないということです。
 

では、ニキビ跡のクレーターを治すには?

otonanikibi_josei

では、ニキビ跡のクレーターどうしたら治るのかみていってみましょう。
 

まず、ニキビ跡のクレーターができるキッカケは、ニキビが炎症を起こして膨らむことです。

このとき、肌の真皮では、ダメージを回復させようとして、コラーゲンの変性・異常増殖・緻密化が起こります。

これが凹んだままの形で固まってしまって、クレーターとして残ってしまうんです。

凹んだまま凝固してしまうので、自然治癒では治らなくなってしまうわけです。
 

ニキビが赤く腫れていたり、化膿した黄ニキビのときに無理やり潰したりして、アイスピック型のクレーターができてしまうこともあります。

アイスピック型のクレーターは、真皮よりもさらに深い皮下組織にまで深さが達していることもあるので、綺麗に治すのはさらに難しくなります。

こうなると、化粧水や美容液などでは、なおさら太刀打ちできません。
 

深いクレーターを治すには、凹んだままになっている肌組織を一度壊して再生させる

上に書きましたとおり、肌が凹んだままコラーゲンが変な形で固まってしまうので、クレーターの形のまま治らないわけです。

ですので、ニキビ跡のクレーターを治すには、ここを一度破壊して、再生させる必要があります。

ニキビ跡のクレーターの治療方法には、以下のようなものが効果が期待できます。

 ダーマローラー

 TCAピーリング(トリクロロ酢酸・ピーリング)

 フラクショナルレーザー

順番にみていってみましょう。
 

ダーマローラー

ダーマローラーとは、細かい針がたくさんついたローラーのこと。

細かい針で肌に穴を開けることによって、クレーターになって固まっているコラーゲン部分を破壊し、新しくコラーゲン生成させてニキビ跡のクレーターを治すことを狙うわけです。

安い値段で続けられることがメリットです。
 

ただ、ダーマローラーによる色素沈着が残ってしまう場合もあるので、安易に行うのはおすすめしません。

特に、日本人の肌だと色素沈着が残りやすいと言われています。

肌を針で刺すことになるので、自分でダーマローラーをやる場合は、十分な注意が必要です。

針で刺すわけですから当然、血が出たり、深くまで刺しすぎれば痛みを伴いますので要注意です。
 

TCAピーリング(トリクロロ酢酸・ピーリング)

TCAピーリング(トリクロロ酢酸・ピーリング)は、トリクロロ酢酸で肌を溶かすピーリング方法です。

参考:TCAピーリング(しむら皮膚科クリニック)

ドラッグストアなどで売られている市販のピーリング剤は、グリコール酸などのピーリング剤であり、古い角質など肌の表面を溶かす程度です。
 

一方、トリクロロ酢酸(TCA)は腐食性を持っています。

威力が強いものの、危険も伴います。

TCAピーリングの後は、施術した部分が白く変色します。

ミカンが腐ると、皮が白くなったりしますよね?

あれと似たような色になります。

トリクロロ酢酸は毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている危険な物質です。危険を伴うため、TCAピーリングはクリニックで施術してもらうのが原則です。
 

フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、レーザーで肌に格子状に細かい小さな穴を開けて、肌の再生を促します。

細かく小さな穴を開ける理由は、紅斑(こうはん)や色素沈着などの副作用が発生する危険性を軽減させるためです。

フラクショナルレーザーといっても、フラクセル(フラクセル、フラクセル2、フラクセル3)、パールフラクショナル、eco2、eマトリックスなど、色々なレーザー機器が登場しています。
 

フラクショナルレーザーを用いた機器の中でも、フラクセルは有名なので、聞いたことがあるかもしれません。

フラクセルは、シロノクリニックなどで受けることができます。

ちなみに、シロノクリニックは、あのドクターシーラボと同じグループ会社のクリニックです。

有名な母体のあるクリニックですので、他のクリニックと比べて安心感があります。
 

というわけで、ニキビ跡のクレーターが治らないのは、凹んだままの形で固まってしまっているからです。

それを一度壊して、新しい肌に生まれ変わらせることで、クレーターを治すことが可能になります。

化粧水や美容液でのスキンケアだけでは、ニキビ跡のクレーターが治らないワケがお分かりいただけたでしょうか?